2017年6月13日火曜日

捨ててこそ(7)  寿命に合わせて

木瓜爺、つくづく「幸せだなあー」と、運命をかみしめることにしました。

 「捨ててこそ」などと気取っても、自分がいつまで生きるのか分からない内は、捨てる踏ん切りがつきません。寿命が自分で分かったら、整理も付けやすいのになあ・・・と、思っていたら、どうもそれが「ほぼ、見当がつく」状態になったらしいのです。

 二ヶ月ほど前から、昔病んだことのある「十二指腸潰瘍」の時と似た軽い痛みを、「十二指腸」のあたりに感じ始め、糖尿病の薬を貰っている医者に「内視鏡」で覗いて貰いました。
 検査結果は「異常なし」です。でも、抑えると、違和感は間違いなくあります。それで、エコーで見て貰うことにしました。すると、やはり、十二指腸の裏がわにおかしな影がある。ということになって、大きな病院に検査依頼。今度はCTスキャンという奴で、身体の輪切りをして貰いました。その結果、「膵臓ガンの疑いあり」 ということです。来週、さらに精密な検査を受けることになりました。どういうことになるか分かりませんが、この「膵臓ガン」というのは、発見が遅れる病だそうです。というのは、自覚症状になる「猛烈な吐き気」「食欲不振」「背中の痛み」・・・といった症状が出るのは、末期に近い時期らしいのです。木瓜爺の場合は、まだ「書かれているような症状」は、全くありません。なにかの間違いじゃないのかなあ? と、思っている位です。

 しかし、この膵臓ガンというのは、十二指腸に包まれたような位置ですから、細胞検査も容易ではないらしい。精密検査で開腹なんて言われたら、どうしようかなあ???と、迷っています。

 それはそれとして、このガンは、5年生存率が6%しかありません。つまり、自分の寿命が見えて来たのです。それが、冒頭の「幸せだなあー」になるわけです。とはいえ、多分、これから本当の「うろじウロウロ」が始まると思います。
 
 そういえば、インターネットで「膵臓ガン」ってどういう病気だ?と調べましたら、翌日から、治療に関する広告が次々と画面に現れます。便利な世の中になったなあ・・・・でも、30年掛けていた「ガン保険」を止めて二年目に、そういう疑いが発生するというのは・・・やはり「ガン保険」は「ガン除けのお守り」だったのですねえ・・・・

 
 さて、まず、何を捨てるかな? 里山用以外の登山案内書は不要でしょうね。今週はこれを捨てよう・・・・

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